多くの子どもがシャンプーを嫌がる時期があると思います。
できるようになったのに、ちょっとしたことで嫌がるようになったり。
原因は、次のようなものが考えられます。
- 顔に水がかかるのが怖い
- 水やお湯が怖い
- シャンプーが沁みる
- 体勢がつらい
子どもの性格や好みによっても、シャンプーを嫌がる理由は異なります。そのため、まずは子どものシャンプー嫌いの原因を探ることが大切です。
原因が特定できたら、それに応じた対処法を考えてみましょう。
子どもが顔に水がかかるのを怖い場合
子どもが顔に水がかかるのが怖い場合は、以下の点に気をつけて、ゆっくりと慣れさせていきましょう。
- まずは、おでこや耳に少しずつ水をかけてみましょう。
おでこや耳は、顔の中でも水に触れてもあまり抵抗を感じない部分です。
少しずつ水に慣れさせていくことで、顔全体に水がかかっても怖がらなくなるでしょう。
- 子どもが恐怖を感じている場合は、無理強いはしない。
子どもが恐怖を感じている場合は、無理強いをすると、逆効果になる可能性があります。
まずは、子どもが少しでも安心できる環境を整えてあげましょう。
- 子どもが楽しめるような工夫をしてみる。
水遊びやプール遊びなど、子どもが楽しめるような工夫をしてみるのも効果的です。
子どもが楽しんでいるうちに、顔に水がかかることにも抵抗がなくなるでしょう。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
* 歌を歌いながら、水をかける
* シャワーの音を小さくする
* 子どもと一緒にお風呂に入る
* 子どもが好きなキャラクターのシャワーヘッドを使う
また、子どもの性格や理解度に合わせて、声かけや説明をすることも大切です。
例えば、以下のような声かけをしてみるのもおすすめです。
* 「お顔に水がかかると、気持ちいいよ」
* 「お顔に水がかかると、体が冷えるから、すぐにお湯に浸かるんだよ」
* 「お顔に水がかかると、お風呂がもっと楽しくなるよ」
子どもが少しずつ顔に水がかかることに慣れてきたら、シャワーの勢いを徐々に上げたり、顔全体に水をかけたりするようにしましょう。
また、水風呂やプールなど、顔に水がかかりやすい環境にも徐々に慣れさせていきましょう。
子どもが顔に水がかかるのを克服するには、時間と根気が必要です。
焦らず、子どものペースに合わせて、ゆっくりと慣れさせていきましょう。
シャンプーが沁みる場合
わが子の場合はこれでした。しっかりと目をつぶってもらい、洗い流すのですが、少しでも目にしみると、嫌がって大泣きしてしまいます。
- 目にしみにくいシャンプーを使う。
- 子どもと遊びながら、好きな洗い方を探す。例えば、洗い場でこどもにあおむけに寝てもらい、物理的に泡が絶対に顔にいかないよう、髪だけを慎重に洗う、という方法も有効でしたw
- シャンプーが楽しい!と思える絵本を読む。例えば、
- 『おふろでちゃぷちゃぷ』『ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう』『おふろだいすき! しろくまきょうだい』『わにわにのおふろ』これらの絵本は、子どもが共感しやすいキャラクターやストーリーで、お風呂の楽しさを共有できます。
体勢がつらい場合
- 子どもが好きな体勢でシャンプーをする。
- 子どもの体勢を支えてあげる。
また、シャンプーをするときは、子どもと楽しく会話をしたり、歌ったりして、気分を盛り上げることも大切です。
具体的な対処法の例を挙げてみます。
- 子どもが好きなキャラクターのシャンプーハットやおもちゃを使う。
- シャンプーするときは、子どもに「シャンプーだよ」と声をかけながら、優しくシャンプーをする。
- シャンプーをする前に、お風呂のおもちゃで遊んで、お風呂に慣れさせる。
- シャンプーをするときは、子どもが好きな歌を歌う。
子どものシャンプー嫌いは、時間と根気が必要です。無理強いをせず、子どものペースに合わせて、少しずつシャンプーを受け入れる気持ちにさせてあげましょう。
コメント