子どものお風呂嫌いは、多くの親が悩む問題です。
お風呂嫌いの子どもは、お風呂に入るのを嫌がり、泣いたり嫌がったりするため、親も一緒にイライラしてしまうことも。
我が家の3歳の子どもも、一時期そんなことがあり、なんとかして入れさせようとあの手この手を試してみました。
そんな子どものお風呂嫌いを克服するグッズには、どのようなものがあるのでしょうか。
1. 子どもの好みに合わせたグッズ
子どもは、自分が好きなものには興味を示し、楽しいと感じるものは嫌がりません。
そのため、子どもの好みに合わせたグッズを取り入れることで、お風呂嫌いを克服しやすくなります。
例えば、好きなキャラクターのグッズや、子どもが夢中になれるようなおもちゃがあると、お風呂に入るのが楽しみになります。
例えば、我が家の子どもは「おさるのジョージ」が大好きなので、ジョージのディスペンサーを購入してみました。
これが効果てきめんで、中に水を入れてポンプを押してみたり、お風呂の中に入れてぶくぶく泡が出るのを楽しんでいました。
「ジョージと一緒にお風呂はいろー」と誘うと、嬉しそうに走ってくることも。
2週間くらいはそんな状態が続いて、そのあとは飽きてしまったのですが、お風呂に入る習慣がついたのか、遊ばないものの、自然と入ってくれるようになりました。
我が家の場合はジョージでしたが、みなさんのお子さんの好きなキャラクターもきっとお風呂で使えるものがあるはずですので探してみては。
子どもの年齢や発達段階に合わせたグッズ
子どもの年齢や発達段階に合わせたグッズも効果的です。
例えば、赤ちゃんや幼児は、お風呂の音や水の温度に敏感なため、音が静かで温度が調節できるグッズがあると安心して入ることができます。
また、小学校高学年になると、お風呂で遊ぶよりも、勉強やゲームなど、他のことに興味を持つようになります。
そのため、お風呂の時間を短縮できるグッズや、お風呂に入るメリットを説明するなどして、子どもの興味を引き出すことが大切です。
なお、我が家では遊びと学びをかねて、アンパンマンのパズルや、お風呂の壁に書けるクレヨンを与えてみました。
どちらもよく遊んでくれて、今では1歳の下の子どもも一緒になってパズルをくわえたりしています。
クレヨンのほうは、強く書くと後片付けが少し面倒なので余裕があるならおすすめです。もちろん、水のついたスポンジでこするときれいに消すことができます。
親子で一緒に楽しめるグッズ
親子で一緒に楽しめるグッズを取り入れるのもおすすめです。
例えば、歌を歌ったり、ゲームをしたりすると、お風呂が楽しくなり、子どもも嫌がらなくなるでしょう。
また、親子で一緒にお風呂に入ることで、子どもとのコミュニケーションが深まり、お風呂嫌いを克服しやすくなる効果もあります。
子どものお風呂嫌いは、すぐに克服できるものではありませんが、子どもの好みや年齢、発達段階に合わせたグッズを取り入れることで、少しずつ克服できる可能性が高まります。
ぜひ、子どものお風呂嫌いを克服するためのグッズを試してみてください。
また、シャンプーを嫌がる子どもへの対応についてはこちらのブログに掲載していますのでぜひご覧ください。
どんな声掛けをしてあげればいい?
そんな子どもへの声かけは、どのようにすればよいのでしょうか。
1. 子どもの気持ちを聞く
まずは、子どもがなぜお風呂が嫌なのか、その理由を理解することが大切です。
子どもの表情や言葉から、嫌いな理由を探りましょう。
例えば、
- お風呂の水が冷たい、熱い
- シャンプーや石鹸が苦手
- お風呂が狭くて怖い
- 遊びを中断したくない
など、さまざまな理由が考えられます。
2. 子どもの気持ちを肯定する
子どもの気持ちを理解したら、その気持ちを肯定してあげましょう。
例えば、
- 「お風呂の水が冷たい・熱いね。」
- 「シャンプーや石鹸が苦手なんだね。嫌だよね。」
- 「お風呂が狭くて怖いんだね。」
- 「遊びを中断したくないんだね。遊びたいよね。」
などと声をかけることで、子どもは親に理解してもらえたと感じ、安心して話しやすくなります。
3. 子どもの自主性を尊重する
なかなか気持ちの余裕がないと難しいことではありますが、子どもが自分でお風呂に入りたいと思えるように、自主性を尊重してあげましょう。
例えば、
- 「今日はお風呂に入りたくない?明日だったらいいかな?」
- 「お風呂に入る前に、何をしたい?絵本を読む?」
- 「お風呂で何をしたいの?水遊びをする?」
- 「一番目に入る?2番目に入る?」
などと声をかけることで、子どもは自分の意思で選択することができます。
4. 子どもの興味を引き出す
子どもがお風呂に入るのが楽しくなるような、工夫をしましょう。
例えば、このブログでも書いていますが
- 子どもの好きなキャラクターのグッズを使う
- 子どもが好きな音楽を流す
- 子どもと一緒にお風呂に入る
などとすることで、お風呂が楽しい場所になるでしょう。
5. 焦らず、ゆっくり
お風呂嫌いは、すぐに克服できるものではありません。
焦らず、ゆっくりと子どものペースに合わせていくことが大切です。
無理やりお風呂に入れようとすると、子どもはますます嫌がってしまいます。
まずは、子どもが少しでもお風呂に入ることを受け入れてくれるところから始めましょう。
また、お風呂嫌いは、子どもの発達段階や性格によっても異なります。
まとめ
頭ではわかっていても、子どもがいうことを聞いてくれないとイライラしてしまいますよね。
その気持ち、すごくわかります。
そのストレスを数百円、千円前後のおもちゃで軽減してくれるなら、無理せずに頼るのも手ではないでしょうか。
少しでも楽しく子育てができるよう、気長に付き合っていきましょう。
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