子どもには紙の本と電子書籍どちらが良い?

育児メモ

最近、電子書籍リーダーのキンドルを購入しました。あくまで私が読むためのもので、場所をとらないことや、いつでもどこでも持ち歩けることから、カバンにしのばせておけば、子供がお昼寝の間にも読むことができる点で気に入っています。

しかしやっぱり子どもには紙の本に触れてほしい。そんな親御さんは多いと思います。

そこで、紙の本で読むメリットについて具体的に紹介します。

紙の本には、電子書籍にはない以下のメリットがあります。

五感で本に触れられる

紙の本は、文字やイラストだけでなく、紙の質感や香り、重さなど、五感で楽しむことができます。

  • 視覚

紙の本は、さまざまな色やデザインの紙で作られています。また、イラストや写真が載っている本も多く、視覚的に楽しめる要素がたくさんあります。

  • 触覚

紙の本は、手で触れて、その質感を楽しむことができます。また、紙の種類や厚みによって、さまざまな感触があります。

  • 嗅覚

紙の本は、インクの匂いや紙の匂いを感じることがあります。これらの匂いは、本を読む際に、より深い没入感を与えてくれます。

  • 聴覚

紙の本をめくる音や、ページを閉じる音は、心地よいリズムを感じさせてくれます。また、紙の本をめくるたびに、紙の摩擦音が聞こえることもあります。

  • 味覚

紙の本を食べることはできませんが、紙の味を想像してみるのも、一つの方法です。

このように、紙の本は、五感でさまざまな刺激を受けることができるため、子どもの感性を豊かに育むのに役立ちます。

例えば、紙の本をめくるたびに、紙の質感や音を楽しむことができます。また、絵本や図鑑などでは、色や形、大きさなど、さまざまな視覚情報を得ることができます。さらに、紙の本を読んでいて、おいしそうな食べ物や、楽しい場面などが出てきたら、その味や雰囲気を想像してみるのも楽しいでしょう。

子どもと一緒に紙の本を読む際には、五感をフルに使って、読書を楽しんでみてください。

読書に集中しやすい

電子書籍より紙の本のほうが読書に集中しやすい理由は、主に以下の3つが挙げられます。

  • 通知やその他の刺激が少ない

電子書籍は、スマートフォンやタブレットなどの端末で読むことが多いため、通知やその他の刺激に邪魔されやすいというデメリットがあります。一方、紙の本は端末が不要なので、読書に集中しやすいです。

  • ページめくりが直感的で操作しやすい

紙の本は、ページをめくるたびに、新しい情報や刺激が得られます。また、ページめくりの動作が直感的で、スムーズに読書を進めることができます。一方、電子書籍は、画面をタップしたり、フリックしたりする操作が必要になるため、ページめくりに手間がかかる場合もあります。

  • 物理的な満足感を得られる

紙の本は、手に取って読むことができるため、物理的な満足感を得ることができます。また、本を積み重ねたり、並べたりすることで、読書の達成感や充実感を感じることができます。一方、電子書籍は、画面上で読むため、物理的な満足感を得にくいというデメリットがあります。

これらの理由から、紙の本は、電子書籍よりも読書に集中しやすいと言われています。

  • 想像力を膨らませやすい

紙の本は、自分の手でめくって、文字やイラストをじっくり眺めることができます。そのため、読書の際に、より多くの想像力を働かせることができます。

一方、電子書籍は、画面で読むため、紙の本に比べて想像力が膨らみにくいというデメリットがあります。電子書籍では、文字やイラストを拡大したり、縮小したり、自由に移動したりすることができます。そのため、読者の想像力が制限されてしまい、没入感が薄れてしまうという意見があります。

また、電子書籍では、文字やイラストの表示が、端末の画面のサイズや解像度によって異なります。そのため、読者の想像力に影響を与えてしまう可能性もあります。

もちろん、電子書籍でも、想像力を膨らませて読書を楽しむことは可能です。しかし、紙の本に比べると、想像力が制限されてしまうのは否めません。

子どもの年齢や性格に合わせて、適切な方法で読書を楽しんでもらうことが大切です。小さい子どもの場合は、五感を刺激して、豊かな感性を育むために、紙の本をおすすめします。また、集中力や想像力を養うためにも、紙の本が効果的です。

一方、小学校高学年以上になると、電子書籍の利便性も活かせます。さまざまなジャンルの本を簡単に読むことができるので、子どもの興味や関心を広げるためにも役立ちます。

子どもの成長に合わせて、紙の本と電子書籍を上手に使い分けてあげましょう。

図書館の利用がおすすめ

絵本は、書店やネット通販で購入することもできますが、図書館を利用するのがおすすめです。図書館には、さまざまな絵本が揃っており、無料で借りることができます。

図書館を利用することで、以下のメリットがあります。

  • さまざまな絵本に触れることができる

書店やネット通販では、人気のある絵本や話題の絵本が中心に並んでいます。しかし、図書館には、新旧、ジャンル問わずさまざまな絵本が揃っています。そのため、子どもの興味や関心に合った絵本を見つけることができます。

気に入らない本は返すだけでいい

気に入った本で、何度も借りてくるような場合は、メルカリなどで安く購入すれば良いと思います。表紙のカバーがないものでも十分楽しむことができます。

費用を抑えることができる

絵本は、1冊あたり数百円から数千円と、意外と高価です。図書館で借りれば、無料で絵本を楽しむことができます。

親子で絵本の読み聞かせを楽しむことができる

図書館には、絵本の読み聞かせ会や、絵本の貸出サービスなど、子どもと絵本を楽しむためのさまざまなイベントやサービスが用意されています。親子で絵本の読み聞かせを楽しむことで、子どもの読書習慣を身につけさせるのに役立ちます。

図書館を利用する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 貸出期間を確認する

図書館で借りられる絵本の貸出期間は、図書館によって異なります。貸出期間を過ぎると、延長手続きをするか、返却しなければ罰金が発生することもあります。

  • 予約する

人気のある絵本は、すぐに借りられなくなる場合があります。図書館によっては、事前に予約しておくことも可能です。

子どもの読書習慣を身につけさせるために、ぜひ図書館を活用してみてはいかがでしょうか。

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