私は2人の子どもがいますが、かんしゃくが起きた時、どうしていいのかわからず、かなり戸惑いました。いつもと別人のように暴れているわが子をみて、叱ったらいいのか?いうことを聞いてあげたらいいのか??
子どもの癇癪にどう対応したらよいのか、具体的に詳しく説明します。
まず、子どもの癇癪の原因は、子どもが自分の気持ちをうまく表現できないために起こることがあります。また、子どもが自分の思い通りにならないときに、怒りや悲しみなどの感情を抑えきれずに起こることもあります。
子どもの癇癪の原因を理解した上で、以下の対処法を試してみましょう。
- 安全を確保する
癇癪が起こったときは、まず子どもの安全を確保することが大切です。子どもが周囲の人に危害を加えたり、物を壊したりしないように、注意しましょう。
うちの子どもの場合、家の玄関から飛び出して、道路のほうへ走っていってしまうことがあったので、それ以来、必ず玄関のカギはかかっていることを入念にチェックし、絶対に外にはいかせないようにしました。
- 子どもの気持ちを理解する
子どもが癇癪を起こしているときは、子どもの気持ちを理解しようと努めましょう。子どもが何を言いたいのか、何を求めているのか、言葉や表情から読み取るようにしましょう。
- 子どもの気持ちを受け止める
子どもの気持ちを受け止めることは、子どもが癇癪を起こすのを防ぐためにも大切です。子どもの気持ちを否定したり、怒ったりせずに、まずは受け止めてあげましょう。
- 子どもの話をじっくり聞く
子どもの気持ちを理解するためには、子どもの話をじっくり聞くことが大切です。子どもが話したいことを、最後まで聞き終わらせましょう。
- 子どもの代わりに解決しない
子どもが自分で解決できることは、子どもに任せましょう。子どもが自分で解決することで、達成感や自信を得ることができます。
- 子どもに選択肢を与える
子どもに選択肢を与えることで、子どもが自分の意思で行動を決めることができます。子どもの選択を尊重し、子どもが自立できるようにサポートしましょう。
- 子どもの癇癪を放置しない
子どもの癇癪を放置すると、子どもが癇癪を起こす頻度や、癇癪の激しさが増す可能性があります。子どもの癇癪を放置せず、適切に対処しましょう。
子どもの癇癪は、親にとっても大きなストレスとなります。しかし、子どもの癇癪を理解し、適切に対処することで、子どもの癇癪を減らすことができます。
以下に、子どもの癇癪によくあるシチュエーションと、対処法をまとめました。
シチュエーション1:子どもが欲しいものを買ってもらえなかったとき
- 子どもの気持ちを理解する:「欲しいものが買えないのは、残念だよね。」
- 子どもの話をじっくり聞く:「どうして欲しいの?」「どうして買えないの?」
- 子どもの代わりに解決しない:「今は買えないけど、別の日に買おうね。」
- 子どもに選択肢を与える:「ほかに欲しいものはある?」「ほかのものを買ってあげようか?」
- 子どもの癇癪を放置しない:「もう怒らないでね。」
シチュエーション2:子どもが自分の思い通りにならないとき
- 子どもの気持ちを理解する:「できなかったのは、残念だよね。」
- 子どもの話をじっくり聞く:「どうしてできなかったの?」
- 子どもの代わりに解決しない:「今はできないかもしれないけど、一緒に考えよう。」
- 子どもに選択肢を与える:「どうしたらできるかな?」「他にやりたいことがある?」
- 子どもの癇癪を放置しない:「もう怒らないでね。」
シチュエーション3:子どもが疲れているとき
- 子どもの気持ちを理解する:「疲れているんだね。」
- 子どもの話をじっくり聞く:「どうして疲れたの?」
- 子どもの代わりに解決しない:「休んでね。」
- 子どもに選択肢を与えない:「休んでね。」
- 子どもの癇癪を放置しない:「もう怒らないでね。」
子どもの癇癪は、子どもの成長の過程で起こる自然なことです。しかし、癇癪が頻繁に起こったり、激しかったりする場合、子どもの心身の発達に悪影響を与える可能性があります。子どもの癇癪が心配な場合は、専門家に相談することも検討しましょう。
一番大切なことは、どうかママやパパだけで抱えこまないことです。
コメント