ペットボトル飲料って体に悪いの?

レビュー

ペットボトルはとても持ち運びに便利で安価、さらに使い捨てられるので衛生的です。

しかし、ペットボトルのプラスチックが溶けて液体に染み出し、それを飲み続けると体に悪影響を与える可能性があるという報道を見てびっくりしました。

最後まで読んでいただくことで、ペットボトルの危険性について知ることができますのでぜひご覧ください。

果たして本当に体に悪いのか?

結論としては、「決定的な証拠はないが、使わないほうが良い」ということ。

ではなぜもっと大々的に知らされないのか?

ペットボトルが体に悪いとなると、経済的な影響が大きく、またマスコミのスポンサーに多くの飲料メーカーなどがついていることもあって公表されないという話もあります。

たしかに、たとえば大手ハンバーガーチェーン店はあらゆるものの大手スポンサーになっていることもあり、なるべく安価に商品を提供するために牛や鶏などが痛みをともなう方法で処分していた事実や、大手コーヒーチェーンが利益のほとんどを受け取り、コーヒー豆の生産者は貧しい状況が続いていたり。

今では、動物の保護や、フェアトレードなど、様々な情報の拡散によって私達は多くのことを知れるようになっています。

では今回の件の真相はいかがでしょうか。

体に悪いとされる原因は?

ペットボトルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)というプラスチックで作られています。

PETは、耐久性や耐熱性に優れ、軽量で持ち運びしやすいなどの特徴があるため、ご存知の通り飲料水や食品の容器として広く使用されています。

これが体に悪いとされる具体的な理由は以下のとおりです。

有害物質が溶け出す可能性がある

PETは、製造時にアンチモンという化学物質が触媒として使用されます。

アンチモンは、低濃度では人体への影響は少ないとされています。

しかし、高濃度で長期間に摂取すると、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

特に子どもの頃からペットボトルで飲むのが一般的な現代では、物質が蓄積され続ける可能性が高く、将来どのような悪影響があるのかわからない、というのが現状のようです。

では、どんな液体が入っているとこれらの有害物質が溶け出しやすいのでしょうか。

これについては次の記事で書いていますのでよければ参考にしてください。

アンチモンを過剰摂取するとどうなる?

  • 消化器系の症状

吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の症状が現れます。

  • 神経系の症状

頭痛、発熱、痙攣、昏睡などの神経系の症状が現れます。

  • 腎臓の症状

腎臓の機能障害や腎不全を引き起こす可能性があります。

  • 骨や歯の症状

骨や歯の形成に影響を与え、骨粗しょう症や歯周病などの原因となる可能性があります。

  • その他の症状

免疫力の低下、貧血、肝障害などの症状が現れる可能性があります。

このような症状が子供のころから蓄積されたアンチモンによりいつ起こるかわからないと思えば、おそろしくなりますね。

もちろん平日は水筒などに入れて持ち運び、外出した際にはペットボトルで、というような頻度であれば人体への影響はないとされています。

最近やカビの繁殖

ペットボトルを繰り返し使用すると、細菌やカビが繁殖する可能性があります。

複数回に分けて飲む際や、洗って繰り返し使う際は特に気をつけましょう。

ペットボトルの内側には、飲み物や食べ物の残りカスが残りやすく、洗ったとしても、内側にはどうしても飲み物や食べ物の残りカスが残ってしまいます。

これらの残りカスは、細菌やカビの栄養源となります。

また、ペットボトルは、内側が凸凹しており、細菌やカビが付着しやすい構造になっています。

さらには密閉されているため、酸素や水分が少なく、細菌やカビが繁殖しやすい環境となります。

また、繰り返し使うと、ペットボトルの表面が傷つき、細菌やカビが侵入しやすくなるため発生リスクが高まります。

具体的には、以下のようなものが細菌やカビの原因となります。

  • 口紅やファンデーションなどの化粧品
  • 口からついた唾液や皮脂
  • 食べ物の残りカス
  • 水道水に含まれる雑菌

マイクロプラスチックが摂取される可能性がある

ペットボトルを製造する際に、小さなプラスチック片が混入することがあります。

このプラスチック片は、マイクロプラスチックと呼ばれています。

マイクロプラスチックは、体内に吸収されると、内分泌系や免疫系に悪影響を及ぼす可能性があると考えられています。

ただし、ペットボトルから有害物質が溶け出す量や、マイクロプラスチックを摂取する量については、まだ十分な研究データがありません。

そのため、ペットボトルが体に悪いかどうかは、まだ断言できません。

ペットボトルの使用を控えるためには、以下の点に注意するとよいでしょう。

  • ペットボトルを繰り返し使用しない
  • 飲み切ったペットボトルは、適切にリサイクルする
  • ペットボトルの代替品として、マイボトルや水筒を使用する

また、ペットボトルの使用によるリスクを減らすために、以下の点にも注意するとよいでしょう。

  • ペットボトルの飲み口をよく洗う
  • 熱い飲み物は、ペットボトルが変形したり有害物質が溶け込む可能性が上がるため入れない

おすすめのマイボトルは

マイボトルを選ぶ際には、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。

  • 保温・保冷力

マイボトルは、保温・保冷力が重要です。飲み物の温度をキープして、いつでもおいしく飲みたいですよね。

  • 容量

マイボトルの容量は、用途に合わせて選びましょう。1日中外出することが多い場合は、600ml以上の容量がおすすめです。

  • デザイン

マイボトルは、毎日使うものなので、デザインも重要です。お気に入りのデザインを選ぶことで、使うのが楽しくなります。

  • 機能性

マイボトルには、保温・保冷機能のほかにも、ワンタッチオープンやカラビナ付きなど、さまざまな機能があります。自分の使い方に合った機能を備えたマイボトルを選びましょう。

次におすすめの私が個人的におすすめのマイボトルをランキング形式でご紹介します。

1位:サーモス 真空断熱ケータイマグ JNL-506

サーモスの定番モデルで、保温・保冷力に優れています。容量は500mlで、持ち運びやすいサイズです。また、シンプルなデザインで、男女問わず使いやすいのも特徴です。

私自身もこれを表面の塗装がはがれるまで使い倒しました。

2位:象印マホービン ステンレス マグ ボトル ワンタッチ オープン タイプ480ml シルキーブラック SM-SD48-BC

象印マホービンの人気モデルで、保温・保冷力と使いやすさを両立しています。とても軽く、容量は480mlで、女性や子供でも持ちやすいサイズです。

また、ワンタッチオープンで、片手で簡単に開け閉めできるのも便利です。

70歳になる母は象印が好きなのでこれを使っています。

3位:タイガー魔法瓶 600ml 直飲み ステンレスボトル サハラ マグ MMJ-A060-KA

タイガー魔法瓶の人気モデルで、保温・保冷力とデザイン性に優れています。

容量は600mlで、たっぷり飲みたい方におすすめです。

また、丸みを帯びたフォルムで、手に馴染みやすいのも特徴です。

ランキング外のおすすめ

nalgene(ナルゲン)のカラーボトルというものです。

同じシリーズの値段を調べてみると、プラスチックなのに高い!とびっくりするのですが、なるほど私が気になっていたプラスチックの危険性についても詳しく調査がされた結果が、商品ページにも詳しく紹介されていました。

このシリーズの商品は、その心配がないので安心して子供にも持たせられます。

またこのボトルは飲み口がかなり広いため、洗う際に非常に楽です。
また、ふたを外しても落ちてしまわない、さらにふたを閉める際にもふたの一部が固定されているため、ストレスフリーです。

軽いため、例えば腰に装着してジョギングする際にも気になりません。

ただ保温効果はないため真夏以外の使用をおすすめします。

常温で飲みたい方、また屋内でのスポーツやサウナのおともに特に良いかとおもいます。

私はジョギングする際に腰につけているほか、サウナの際に持ち込んでいます。

あまり冷えていると、お腹が痛くなるので。

では水筒はどのくらいの頻度で買い替えればよいのでしょうか。

ちなみに我が家ではなかなか捨てられず、一人3本くらい持ってしまっています。。。

水筒の買い替え頻度は?

水筒の使用期限は、メーカーによって異なりますが、一般的に5年程度と言われています。

水筒は、ステンレスやアルミなどの金属製のものが多く、熱や湿気にさらされると、金属が腐食したり、劣化したりする可能性があります。

そのため、使用期限を過ぎた水筒は、保温・保冷力が低下したり、細菌やカビが繁殖しやすくなったりして、安全性が損なわれる可能性があります。

また、水筒のパッキンやキャップなどの樹脂部品は、劣化しやすいため、定期的に交換する必要があります。パッキンやキャップが劣化すると、水漏れや漏れが発生する可能性があります。

水筒の交換の目安

  • 保温・保冷力が低下している
  • 水漏れや漏れが発生している
  • パッキンやキャップが劣化している
  • 腐食やサビが発生している

上記のいずれかの症状がある場合は、水筒の使用を控え、新しい水筒に買い替えましょう。

水筒を長く使い続けるための日頃のメンテナンスは

水筒を長く使い続けるためには、以下の点に注意しましょう。

  • 熱い飲み物は、冷ましてから入れる
  • 水筒を洗うときは、中性洗剤でよく洗う
  • 水筒を洗った後は、よく乾かす
  • 水筒を保管するときは、直射日光を避ける

水筒を大切に使い、安全に使用しましょう。

まとめ

ペットボトルは、便利な反面、健康へのリスクも指摘されています。

ペットボトルの使用を控え、健康的な生活を送るようにしましょう。

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