サウナの温度はどのくらいが人間の体にとって一番効果があるのでしょうか。
一般的には80〜90℃程度とされています。なお、水風呂の温度は16度から18度くらい。
これよりも高いと、体への負担が大きくなるほか、髪へのダメージも気になるところ。
私も高温サウナや、熱風のサウナも行ったことがありますが、気持ちよさよりもしんどさが勝ってしまい、すぐに出てしまうことに。その一方で、高温のサウナに入ることで、水風呂に入るときの温度差が大きくなり、効果も大きくなるといわれています。
そもそもサウナの効果としては、
- 新陳代謝がアップし、疲労回復や美肌効果が期待できます。
- 体内の老廃物が排出されやすくなります。
- 血流が良くなり、冷え性や肩こりの改善に効果的です。
- 免疫力がアップし、風邪などの感染症にかかりにくくなります。
- 脳の血流が良くなり、集中力や記憶力の向上が期待できます。
発汗によって、体内の毒素や老廃物が排出され、デトックス効果がより大きくなりますが、発汗によって、体内の水分も失われるため、水分補給をしっかりと行うことが大切です。
一方、サウナの温度を下げると、血管が収縮し、血圧が下がります。これにより、心臓への負担が軽減され、リラックス効果が期待できます。
サウナの温度は、自分の体調や好みに合わせて調整しましょう。初めてサウナに入る場合は、低めの温度から始めて、徐々に慣らしていくとよいでしょう。また、体調が悪い場合は、サウナを控えましょう。
サウナの温度を決める際には、以下の点に注意しましょう。
- 体調:体調が悪い場合は、サウナ自体を控えましょう。
- 年齢:高齢者は、低めの温度から始めましょう。
- 体質:心臓や血圧に疾患がある方は、低めの温度から始めましょう。
- 経験:サウナ経験が少ない方は、低めの温度から始めましょう。
なお、サウナで倒れる原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 脱水症状
- サウナに入ると、体から大量の汗をかきます。汗には水分だけでなく、塩分やミネラルも含まれています。これらの水分やミネラルが不足すると、脱水症状を起こし、めまいや立ちくらみ、吐き気などの症状が現れます。
- 熱中症
- サウナに入ると、体温が急激に上昇します。体温が上がりすぎると、熱中症を起こし、めまいや頭痛、吐き気などの症状が現れます。また、重症になると、意識障害やけいれんなどの症状が現れ、命に危険が及ぶこともあります。
- 過度な発汗
- サウナに入ると、大量の発汗によって血液が濃縮されます。血液が濃縮されると、血管が収縮し、血圧が上がります。血圧が上がると、心臓に負担がかかり、心臓病や脳卒中などのリスクが高まります。
もし自分が気をつけていても、他のかたがサウナで倒れた場合、すぐに救急車を呼ぶか、近くの病院に搬送しましょう。また、次のような症状が現れた場合は、サウナを中止し、体調を休めましょう。
- めまい
- 立ちくらみ
- 吐き気
- 頭痛
- 息苦しさ
- 胸痛
サウナは、健康や美容にさまざまな効果が期待できる一方で、体に負担がかかることもあります。自分の体調や体質に合わせて、無理のない範囲で楽しみましょう。
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